TOPICS 2000
1999年4月上旬 | インターネットショッピングで、レイルロード・タイクーンII、ウインドウズ版を発注 |
4月下旬 | クレジットカードで代金が引き落とされる |
6月 | 製品が届かないので、問い合わせのメールを書く |
製品は、すでに発送済みとの返事が来る | |
7月 | 代金はすでに支払っているのに、製品が来ないので、再度送るようメールを出す。 |
不承不承ながら、製品再送を承諾。 送付した旨のメールが来る。 | |
8月 | 製品到着。 受け取り確認のサインを求められる。 |
さっそくインストール作業にかかる。 !!!?? マッキントッシュ版が送られて来ており インストール不能。 | |
送ってきた製品が、バージョン相違のためインストールが出来ない。 正しい製品をすぐに送るようメールを書く。 | |
9月 | なんの返事もないため、送られてきた間違ったバージョンの製品の取り扱いを問い合わせる。 |
返事がないため、何度も催促のメールを出す。 | |
10月 | 間違った製品をニューヨークの本社宛送り返すよう、指示が来る。 |
DHL着払いにて送付。 | |
返事がないため、早く正しいバージョンを送るよう、督促メールを出す。 | |
コンピューターには、貴方が言うようなオーダーは見あたらないので、製品は送らないとのメールが来る。 | |
11月 | 冗談ぢゃあないよと、今までの経緯を詳しくつづったメールを、担当者宛送付。 |
返事がないので、法務責任者宛、再送付。 | |
こちらの手違いだったので、すぐに正しいバージョンを送付する旨、お詫びのメールが来る。 | |
12月 | 製品が届かないので、督促のメールを出す。 |
会社が、合併し、システムが変わったので、貴方が言うような、製品送付指示は見あたらないどう言うことなんですかとのメールが来る。 | |
すべての交渉をうち切り、支払った代金に加え、費やした時間と精神的な苦痛に対する損害賠償を上乗せする訴訟を提起する旨、最後通牒を法務責任者宛メールで出す。 | |
すべての非を認め、即刻正しい製品を送付する旨、お詫びのメールが入る。 | |
…………製品が届かないので、督促のメールを出す。 | |
2000年1月 | クリスマスシーズンで、大幅に発送作業が遅れているとの返事が来る。 |
1月20日、発送済みのデータがインターネット上の照会ページに出る。 | |
2月 | 正しい製品が、自宅に到着。 インストール完了! |
バーMALT’Sのマスターに勧められて、イギリスに本部があるスコッチ・モルトウイスキー協会に入会しました。 左のが会員証です。 日本で1104番目の会員のようです。
ここに入会すると、ソサイエティーボトルといって、協会が蔵元から原酒の樽を買い付け、樽からそのまま瓶詰めした、つまり、ほかの樽と混ぜず、フィルターで濾さず、水を加えず、ウイスキー本来の味をそのまま飲むことが出来るボトルを会員限定で購入することが出来るのです。 水を足してないのだから、当然度数は55度以上になりますし、フィルターにかけていないので、水を足すとうっすらと濁ることもあります。 ウイスキーは、貯蔵されていた樽ごとに個性に違いが出てきます。 普通は、その個性を消すために、多くの樽の中身を混ぜ合わせるのですが、協会では、樽の中でも特に質のいいものを選び出し、「シングル・モルト」ならぬ、「シングル・バレル」として滅多に飲む機会のない、高品質のウイスキーを提供し、モルトウイスキーの愛好家を増し、本物の味を知ってもらおうと活動をしています。その他、いろんなイベントや珍しいウイスキー、関連書籍等の紹介と、イギリスでの協会施設の利用等の特典があります。
協会特製のウイスキーグラスは、チューリップ型でモルトウイスキーを飲むには理想的な形をしているのですが、これをマスターにプレゼントしていただいたもので、自宅で愛用させてもらっています。
スコットランドのウイスキー醸造所巡りをする旅は、ウイスキー愛好家共通の夢ですが、マスターが行った旅の話を聞くたびに、ますます行ってみたくなります。 あちらの、ウイスキー専門パブでは、「ボトルキープ」ならぬ、「モトル樽キープ」が有るそうです。 パブの壁にずらりと客のキープ樽が埋め込まれ、客はその鍵を持っていて、飲みたいときに自分の樽から注いで楽しむことが出来るそうです。 究極の贅沢だと思いませんか?
私もいつか、ボウモアの25年以上の古い樽を買い付けて、自宅で心ゆくまで楽しみたいなぁ。
ここで是非お薦めしたい本が、村上春樹さんの書いた『もし僕らの言葉がウィスキーであったなら』です。 ベストセラーになっているのでご存知の方も多いと思いますが、私の一番愛するアイラ島と北アイルランドのウイスキー醸造所を巡ったときの旅の記録です。
村上さんの奥さんがきれいな写真をたくさん撮っていて、私の愛するボウモア醸造所で実際にウイスキー作りに携わっている人の写真なども出てきて、とても興味深かったです。 この中に出てくる文章の中で、最も興味深く、是非ご紹介したい一節が、アイラウイスキーの味見をする箇所で、『一くち飲んだらあなたは、「これはいったいなんだ?」とあるいは驚かれるかもしれない。でも二くち目には、「うん、ちょっと変わっているけど、悪くないじゃないか」と思われるかもしれない。もしそうだとしたら、あなたは……かなりの確率で断言できることだけれど……三くち目にはきっと、アイラ・シングル・モルトのファンになってしまうだろう。』というものです。 是非、アイラ・シングル・モルトウイスキーを試してみてください。 最もポピュラーでちょっとしたバーには必ず置いてあるのが、「ラガヴリン」です。 最もお薦めは、もちろんボウモア25年(30年はまず見かけない)です。(22年21年でも可ですが、12年は全く別の味がします)
と言うわけで、今度一度、バーMALT’SやバーKodamaで、スコッチウイスキーを一緒に飲みませんか?
おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。