1987年に、アメリカの銀行であるユニオンバンクに半年間研修に行って以来、12年振りに出張(海外視察団の主催者)
としてアメリカを訪れました。
今回は、シアトル・サンディエゴ・サンフランシスコを、8日間かけて回りました。 視察内容は、流通・住宅・農業・外食・
経済・まちづくりと幅広く、日中は毎日ハードスケジュールだったのですが、ここでは、主にオフタイムの話題をお伝えした
いと思います。
12年振りに行ったアメリカは、絶好調な景気が持続しているせいもあり、「きれいに」「安全に」「サービスがすばらしく」なっ
ていました。
バブル崩壊後、社会のすべての面で進歩が停滞した日本に比べ、アメリカは、着実に社会システム全体を進歩させ続け、
世界の唯一の超大国の地位を、ますます盤石なものにしているようです。 「日本とアメリカを比較すること自体、甚だしい
勘違いである」との米国のコンサルタントの言葉が、現実のものとして理解できました。
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サンディエゴから2時間内陸にある、エルセントロの農業地帯です。
砂漠の中に灌漑施設を作り、大規模農業を行っています。
これは、どこまでも続くカリフラワー畑ですが、レーザー測量によりこの畑全体にごくゆるい傾斜が作ってあり、手前のパイプから水を流すと、この畑全体に水が行き渡る仕組みになっています。
さすがアメリカ式農業と、恐れ入りました。
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収穫した農作物は、この巨大な冷凍トレーラーで、一気に米国東海岸まで陸送します。
運転席の後ろには、2人分のベッドルームが備え付けてあり、3人交代で運転していくそうです。 |
サンディエゴから、車で30分走るとメキシコ国境です。
アメリカからメキシコにいるときは、このような鉄の回転扉を押して、国境を渡り自由に行くことが出来ます。
この写真は、前のメキシコ人のおばさんが勢いよく扉を回したため、完全にはさまってしまった、「まいちゃん」です。
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メキシコの露店にぶら下がっていた、紙製のピカチュウ。
アメリカのテレビでは、毎日ポケモンを、当たり前ですが英語で、放映していました。 |
流通見本市のオープニングセレモニーで登場したぬいぐるみ。
ブラスバンドも登場してにぎやかに明るく行われます。
アメリカの子供の表情が、とってもかわいかった。
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打ち合わせをしている、当方のスタッフ。
サンディエゴ・ダウンタウン、夜の11時過ぎのオープンカフェです。
12年前に、サンディエゴに居たときは、とても夜11時過ぎに、こんな事が出来るほど安全ではなかったですよ。
夜中大分歩き回りましたが、変な人には全然出会いませんでした。
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サンディエゴの、バーで深夜盛り上がっているところ。
とにかく、飲むもの・食べるものが安いのです。日本の、半分から3分の1の感覚です。この店と、右の写真の店(相当いろいろ食べた)を合わせて、割り勘が一人20ドルでした。
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今回は、アメリカのいろいろな食べ物に接する機会がありましたが、やっぱり「アメリカは、食い物がうまい!」と言う、このホームページのジャンクフードのページに書いてある私の思いが再確認できました。
アメリカの食い物がまずいというオジサンは、いかがわしい日本食の店に行って「まずい」と評価してるンぢゃあないかな?
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この写真は、12年前にサンフランシスコで、いつも行っていたバーのマスター、チャックを撮ったものです。 ユニオンスクエアに面した通りで、ゴールド・ダストというお店です。 アメリカ人と親しくなりたいなら、超お薦めのバーです。 |
今回、恐る恐るゴールド・ダストに行ってみたら、なんと、12年前と変わらずチャックがマスターをしていました。 12年振りの再会、いゃあ、びっくりしました。
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忙しい中、我々のテーブルに来てくれて、手品みたいなテーブルジョークをやってくれたり、サービス精神旺盛です。
なんと彼は、「ニュースタンダード・サンフランシスコ・バーテンダーズ・ワークブック」という本も書いているそうです。 アマゾンで買えるということでしたので、日本に帰ってさっそく注文しました。
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チャックの名刺の裏側に印刷されていた、お得意のジョークを、ちょっと披露します。 品があんまり良いとは言えないので、気に障ったらごめんね。
You say you want to be my friend. I know
you mean you want to relate to my mind and
not my body. I can understand that and I
will not ask you to relate to me in any way
you don't want to . But likewise, I refuse
to castrate myself for you by pretending.
So if you want me as your friend, you will
have to accept my penis along with me. |
チャックの店、ゴールド・ダストから午前1時半頃飛び出して、目の前を走るケーブルカーに飛び乗りました。
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料金を払おうとすると、もう時間も遅いし、終点まで行かないから金は要らないとのことです。 しばし、深夜のケーブルカードライブを楽しみました。
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ここは、シアトルのショットバー。 どこのバーでも、バーテンさんはノリがいいですね。
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サンフランシスコで出会った、宮崎出身の青年実業家吉川氏。
東京・シンガポール・サンフランシスコに会社を持ち、近々上場の予定だとか。 郷土宮崎のために力になりたいと、今度宮崎に帰ったときにいろいろご助言を頂く事になりました。 第2のビルゲーツになることを祈ってます。
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