福島の校庭の、表土と下層の土を入れ替えて、かなりの放射線量の低下が見られたとの報道がなされました。
皆様、どのようにお考えですか?
一日も早く、校庭で遊べるようになるために良い策だ。
表土の持って行きようが無いので、妙案ではないか。
地方自治体単位で出来る範囲での最善の策だ。
たぶん、このような下地の元に、マスコミの報道は、好意的になされています。
しかし、立ち止まって、よくよく考えると、
極めて高濃度の放射性物質がある。
これを取り除かなければ、とても人間が住めない。
梅雨が始まる前に除去作業を行わなければ手遅れになる。
と言う前提が崩せない中で、
表面の土を下に押しやれば、極めて危険な放射能の塊を、30年以上、校庭に、足もと数十センチ下に置きっぱなしにすることになる。
と言うことですよね。
これで、世界に類を見ない、世界中でどこも考え及びもしない「悪魔の校庭」ができあがることのなります。
1.子供の足下から絶え間なく放射線が30年間襲い続けるのですよね?
2.梅雨時に校庭に水たまりが出来たら、触れていいのでしょうか? 長靴を履かないと危険ですか?
3.砂埃が立つ時にはやはり、医療用マスクをさせた方がいいのでしょうか? 校舎の窓は一年中閉じたままの方がいいのでしょうか?
4.校庭に生えた、木や花には触れていいのですか? 実は食べられますか?
5.テントやポールや小屋などを造るために、土を掘る時は、生徒は全員避難させないといけないんですよね
6.運動会などで運動場に敷物を敷いて、お弁当なんか食べて大丈夫ですか?
7.校庭で放射線量の高いところ、吹きだまり等が出来ていないか、常時ガイガーカウンターでチェックをするのは、先生ですか? 役場の方ですか? 父兄ですか? 警察ですか?
8.雨が降ると地下水を汚染し、河を永遠に汚し続けるのですよね? 下流の河や海は大丈夫ですか? 泳げますか? 魚を捕れますか? 水道水を取水できますか?
これらの問いかけに、どなたかお答えいただけますか?
汚染された表土は、福島原発の敷地内、近辺の国が買い上げた土地に、戻すしか手は無いのです。
あまりにも、軽率で、拙速で、場当たり的で、役所の一番楽な方法で、子供の健康や福島の土地の将来を考えない、このような、世界的に考えも及ばない方法は、何としてでも止めてもらわないといけないと思いませんか?
なぜ、東京電力や国は、これらの汚染土の運搬について、責任を持つと言わないのでしょう? チェルノブイリでも、旧ソ連は、5ミリシーベルトを規準に、表土の除汚に取り組んだそうです。
日本の政府は、なぜ2ヶ月経っても動こうとすらしないのでしょう?
福島原発の近辺の土地を買い上げ、国家プロジェクトとして一兆円使ってでも、汚染した土や水の『超大規模除汚プラント』を作るしか、東北の土地や河や海を守ることは出来ないのではないでしょうか?
それでこそ、「日本は、巨大原発事故を克服した」と、世界に言えるのではないでしょうか。
今政府がやっていることが、世界の先進国と言われる日本の対応策だとは、とても信じられません。
忍耐強い国民。物言わぬ国民。
いま、その殻を破り捨てなければ、未来の日本人から、我々は恨まれ蔑まれ続けることでしょう。
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さっそく署名しました。
有用なサイトの情報、ありがとうございます。
私もウォッチしていきます。
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こんな署名を見つけました。
子どもに「年20ミリシーベルト」撤回を求めるオンライン署名 第2弾
http://www.foejapan.org/infomation/news/110509.html
この署名は以下のサイトにありました。
このサイトも私はちょくちょく見ています。
http://peacephilosophy.blogspot.com/