ライト

写真館2004



ライトシュトゥットガルト放送交響楽団 in 宮崎   2004.11.27

延岡在住の元読売日本交響楽団のバストロンボーン奏者の松原先生が、シュトゥットガルト放送交響楽団主席トロンボーンのアンドレアスさんと、何とドイツで世界の大御所ドムス先生の門下生として親しくしていた関係で、宮崎公演終了後の懇親会が実現しました。 参加したのは、当初はトロンボーン・チューバセクションの4名が来るとのことでしたが、3名の女性奏者も一緒に来ることになり、ラッキー!
当日は、宮崎県立芸術劇場で、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」と、ボーン・ウイリアムスの交響曲第6番。 私は残念ながら東京出張からの帰りで、演奏会には行けず、空港より懇親会直行でした。

アンドレアスさんと松原先生の再開で、懇親会が始まり始まり!

場所は、シティークラブのマスター一押しで、串焼き「KIDEN」にしました。
日本側の人間は、全員宮崎のトロンボーン・チューバ奏者です。
都城の山本先生は、ドイツ語が少ししゃべれるので、ドイツ語で会話をしています。

ドイツの旅行ガイドブックを持ってきていたので、大変盛り上がりました。
シュトゥットガルトは、ドイツの南の端。 ミュンヘンの西に位置している、とても美しい町です。
日独のバストロンボーン奏者、3名が一堂に会しました。

ドイツの代表と、宮崎市の代表です。(^o^)
私の隣には、何と主席オーボエのアンヌさんに座っていただき、いろんな事を英語でやりとりしました。

やはり、世界のメジャーオーケストラの主席オーボエともなると、違いますね〜。 才気あふれる素敵な女性でした。

近々、管楽八重奏のメンバーでインドに行くことになっているそうです。 お互い憧れの地だけど、水だけは気を付けないとね〜ということになりました。

今まで訪れた国の中では、スペイン・イタリアと北欧がお気に入りだそうです。
「黒霧島」に挑戦している、バストロンボーンのフランクさん。

ドイツにも、イモで作るスピリッツ「シュナプス」が有りますので、そんなに違和感は無かったようです。
こちらは、セカンドトロンボーンの日独代表。 何か、ちょっと雰囲気似てる。
チューバのユルゲンさんと日本代表の池脇氏。
映画俳優のようにかっこいいなぁ。

でも、顔のでかさでは、完全に勝ってるよ。
今回は、日本チームにドイツ留学経験がありドイツ語ペラペラの、山田町が誇るクラリネット奏者平山女史に助っ人を頼みました。
二つのテーブルに、ドイツ語のしゃべれる平山さんと松原先生がひとりづつ居て大変助かりました。

でも、「ゆず胡椒」とか「山芋の短冊」とか、ドイツ語で言うのたいへ〜ん。
こちらは、セカンドオーボエのアネットさん。 すてきでしょう?
こちらの日独バストロンボーン対決も、顔のでかさで、日本側完勝!
ドイツでは、現代音楽のシリーズもレパートリーに入っており、「もう、たいへん!」と言ってました。

まさに、玉石混合状態だそうです。 ベートーヴェンのようなかっちりした音楽をやるとほっとするそうです。
いよいよお開きの時間。

翌日は、午後四時から横浜で、ベートーヴェンの「運命」「田園」の演奏です。

私も2月に「運命」をやると言うと、お互いハイF頑張ろうねと言われました。
本日の全メンバーは、この14人にカメラマンの池脇氏を加えた15名でした。
日独トロンボーン・チューバ軍団だけで、もう一枚。
やはり、同じ楽器吹きは、どこでも仲がいいですよね。
メルアドを交換しあって、今後の連絡を取りましょう。
明日の公演があるので、二次会というわけにはいきませんでした。

まだまだ話したいことは、山ほど有りましたが、残念ながらお別れです。

2007年にまた日本に来られるそうです。
また会いたいなあ。

若く、才気あふれる芸術家の方々と親しく交歓出来、とても楽しく密度の高い時間を過ごせました。 やはり、ドイツと日本ってお互い親しみを持つ国同士だと思います。 
それに何といっても、英語を話すときは、アメリカやイギリス人より、お互い外国語であるドイツ人との方がずっと通じやすいですからね。
また、皆さんに会いたいなぁ。
                 



ライトクルソン(狗留孫)渓谷で2度目の2泊キャンプ   2004. 8.6-8

毎年恒例の、息子玲翁成との夏のキャンプは、今年もえびの市の山奥にある、秘境「クルソン渓谷」で行いました。 去年初めて行ったとき、あまりのすばらしさにしばらくは毎年このキャンプ場に行こうと決めていたのです。
このキャンプ場は、立石林業という会社が管理しており、毎年7〜8月しかキャンプは出来ません。
えびのから山道に入り、キャンプ場入り口の未舗装道にはいると、すぐに携帯電話が使えなくなります。 それからしばらくして立石林業の事務所があり、キャンプ場使用の申請書を書き、4キロほど先のキャンプ場に向かいます。 この渓谷の中でキャンプ場は一カ所だけで、木立の中にテントを張り、炊飯場・洗い場・トイレ等の施設があります。 売店等はありませんので、国道に居るうちにコンビニで必要なものを買いそろえておく必要があります。 また、貸しテントはありませんので、自分で持っていく必要があります。 花火があると楽しいよ。

この美しい川に会いに、毎年多くのキャンパーと、デイキャンプ・川遊びの人が訪れるのでしょう。
初日、金曜日は、泊まりは4組、一つが野尻の野球部三年生の総勢20名が居たため、全部で30名ほどが泊まりました。
今年の我が家のベースキャンプ場。
6人用テントとテーブル。 ダッチオーブンを含む炊事・照明装備一式は、去年とほぼ変わりません。

これは、米が3合のみ炊け、米を3合と水を規定の量入れれば、一個68円のコルクの板のような専用燃料を下のかまどに入れ、火を付けるだけで、美味しい御飯が25分でできあがるのです。
火力は、頼りない燃料の割に強力で、はじめちょろちょろ、中ぱっぱと50センチくらいの炎が豪快に吹きあがり、燃料が燃え尽きて火が消えれば出来上がりと、火力は全自動調整で何もすることがありません。
このアイデアと安さ、機能性に感服しました。
キャンプの必須アイテムとして是非オススメ!
しかし、今年の装備には、新兵器が2つ有るのです。
一つが、この米炊き専用機「かまどDE御飯」です。
いつも飯ごうで米を炊いていたのですが、薪を準備したりコンロを一つ占領したりと手間がかかる上、昔の鉄の飯ごうと違って、今のアルミの飯ごうは、飯ごう独特の美味しい御飯がなかなか炊けず、メインのおかずと同じくらい手間と労力がかかるので、飯ごうに代わる「米の炊ける鍋」を探していたところ、ハンズマンにこの自己完結型の米炊き専用機が何と1039円で売っていたので即購入しました。
もう一つの新兵器は、このハンモックです。
鹿屋のホームセンターニシムタで、1300円で有りましたので、ダメモトで買ってみたのですが、これが大正解!
とにかく、涼しくて、気持ちよくて、時間が有れば乗って休んでいました。
最大負荷が80kgということなので、79kgの私は、毎回そーっと乗っていました。(^^)
まあ、たまたま良い間隔に丈夫な木が生えているというのが条件ではありますが、木がたくさんあるキャンプ場では、是非とも持っていきたいアイテムの一つですよ。
今回、第一夜のメインディッシュは、ダッチオーブンで作る「ローストビーフ」です。
切れ目にニンニクの薄切りを差し込んだ700gの牛肉と、大量の野菜を準備し、ふたに真っ赤な炭を乗せたダッチオーブンでローストすること25分。 ちょうどいい具合のローストビーフが出来たでしょう?
わさび醤油で、ペロッと食べてしまいました。
2日目の朝は、恒例のクルソン神社登山です。
今年は去年の失敗をもとに、ふもとまで車で行き、いきなり登り出すという作戦で行きました。
昨年は、体力不足ですぐに完全にへろへろになったのですが、一年間ジムに通い、「ステアマスター」という階段登りマシンで毎回100階分登るトレーニングを積んでいたので、今年は全く平気で山頂まで登ることが出来ました。
去年も通った岩の洞窟。
洞窟に続く、木づくりの階段道。
山頂の狗留孫神社には、去年に比べてかなり早く難なくたどり着きました。
山頂からの風景ですが、ちょうどキャンプ場の真上の部分の木材を伐採する作業中のようで、木材を積んだ超大型トラックが林道道幅いっぱいに時折走っていきました。
とにかく、キャンプでやる一番の娯楽は、この美しい川をひたすら登っていくこと。
途中にある小さな急流の場所を、巨大な水圧に負けないように登っていくのが、暑い夏の中、冷たい水しぶきをあげながら涼を味わう醍醐味です。
水温が極端に低いため、最初に水にはいるときは、とても肩まで入ることが出来ないほどですが、沢を一つでも登ると、体の副交感神経系が活発になり、冷たさを少しも感じなくなるのが不思議です。

第一目標は、前方の小さな沢です。
目標に向かって、美しい水の中を、前進!!
さあ、目前に迫ると、結構水量の多い簡単に登れそうにない雰囲気です。
岩にしがみついて、足場を捜して、水流に流されないように慎重に行きましょう!
何とかクリアし、さらに、上へ上へ。
でも、川の水流の水圧というのは、経験してみないと分かりませんが、相当に強いものです。
いくら腕力があっても、足場と手掛かりをしっかり持っていないと簡単に吹っ飛ばされてしまいます。
でも、こういう所で流れを受けると、冷たくて、超キモチイイー!
目標をクリアすると、達成感も有りますよ。

あ、蛇足ながら、必ず足首までしっかり固定するタイプのサンダルか絶対に必要です。
小さな魚がたくさん居て、時折足の毛を食べ物と間違って、突っついてきます。
水がきれいでしょう?
2泊3日でキャンプしても、全く退屈しません。
でも、静かな環境の中でゆっくりとリフレッシュすることが出来ました。
やはりしばらくは、杉田家のキャンプはこの場所から変わりそうにありません。
来年、長女の絵里香が大学に入っていれば、家族みんなでここに来る予定です。

来年、一緒に行きませんか?

クルソン峡からの帰り、高速に乗らずに、高原町の「蓮太郎温泉」に行って、疲れを癒しました。
気持ちのいい、素晴らしい泉質、サウナと、ゆっくりのんびり温泉を楽しんで帰りました。
キャンプの帰りに温泉は、お薦めですね。
                 





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