お奨めのCD
※SDH方式による80点以上が、お奨めのCDに入ります。 (Sugita Dokudan Henken方式) |
クラシックの系譜 私は、長い間音楽のプレイヤーサイドでクラシック音楽と長くつきあってきていますが、自分が「正統的な」クラシックファンでない事は、充分自覚しています。 私にとってすばらしい音楽とは、あくまで旋律の美しさ・自由さであり、クラシック音楽の中の「形式美」とかには全く興味がありません。 また、クラシックとかポピュラー・ジャズというジャンルの区別も自分の中にはありません。 そのような中で、私のクラシック音楽の系譜としては、 1.神業のバッハ、 2.人間わざを超えたモーツァルト、 3.多くの天才作曲家たちの 3つに単純に分類されてしまいます。 早い話、バッハばかり聞いていると言うことです。 若いころは、マーラー・ブルックナー等の大編成のオーケストラ曲を筆頭にあらゆる作曲家の曲を聴きまくっていたのですが、最近は自宅で「重い」曲を聴くことは滅多にありません。 なぜバッハに惹かれるかというと、極めて単純なリズムの中に繰り広げられるメロディーは、極めて自由奔放。生命の躍動を感じるからです。 バッハの曲が、クラシック音楽家の中で、一番ジャズに転用して演奏されており、メロディーをほとんど変えることなく、そのまま現代のジャズとしても演奏できるということは、いまだに音楽が古くなっていない証拠で、大げさに言えば、人類普遍のメロディーなのではないかと思ったりもします。 バッハが好きだというと、「どうして?」という、いかにも意外だと反応がたいていのクラシック愛好家の間から返ってきますが、もっともっと評価されるべきだといつも思っています。 「美しい」「完璧」という事を、ほんとうに人間業を超えたところでやってしまったのが、モーツァルトではないでしょうか。 「汚れ」や「にごり」、「力み」や「不自然さ」の無いモーツァルトの作品からは、一音たりとも音を変更することが不可能なほど、完璧に出来上がっています。 この人が長生きをしていたら、自分の個性を発揮できぬまま後生に名を残せなかった作曲家が続出していたのではないかと思わずにはいられません。 以下に、無理矢理思いつくだけの、My Favorite Classics を書き出してみます。 共通点がありますか?
ジャズ・その他の系譜 クラシック以外の音楽の場合も、「このアーチストのものは全部好き」ということは少なく、アルバムごとに気に入ったものをつまみ食いするスタイルが主です。 日常的に聴くのは、ジャズとボサノバが多いです。 ジャズ・ボサノバに関しては、よく行くお店の「シティークラブ」のマスター杉本氏が私の師匠です。 昔からの膨大な量のLP・CDのコレクションがあり、これまた私の趣味に合うのばかりだからたまりません。 ジャズの月刊誌でのチェックもしっかりされているので、師匠の言われるがままにCDを買っているのが現状ですが、まあとにかくすばらしいのばかり推薦してもらえます。 皆さんも、シティクラブに行って色々リクエストしてはどうですか? 私が、昔から好きで、特に良く聴き、アルバムをたくさん持っているのは以下のものです。 ジャズ: シンガーズアンリミティッド(ジャズコーラス) ボサノバ: 小野リサ ロック: ビートルズ その他: デオダート、昔のJPoPs |