ギター練習と村治佳織さん

毎晩、クラシックギターの練習をしています。
高校生まで、ギターを弾いていましたが、約一年前から、ギターの練習を再開。
当時より、うまくなったんじゃないかと思っています。
練習する対象は、ほぼライフワークとしての、バッハの「バイオリンパルティータ」と「無伴奏チェロ組曲」。
どちらも、死ぬまで満足できる演奏をすることは出来ないでしょう。でも、練習するだけで、バッハの世界に没入でき、幸せな気持ちになれます。中でも、バイオリニストの聖典とも言われる「シャコンヌ」は、本当に挑戦しがいの有る曲で、毎日一回は必ず練習しますが、何しろ一曲15分有りますから、左手がバリバリに痛くなりますね。
二つとも、ギターのための曲でなく、バッハはとても複雑な和音の進行を伴うため、普通のギター曲では使わないような運指が続発します。それでも、ほとんど左手を見ずに、楽譜を注視しながら練習を進めることが出来るようになりました。
そんな中、最近大ファンになったのが、「村治佳織」さんの演奏です。
かわいらしいギター演奏家としての彼女は知ってましたが、演奏はほとんど聴いたことがありませんでした。
今は、彼女のほとんどのCDを所有しています。
すさまじく高度なテクニックを持ち、とてもか弱い女性が弾いているとは思えない、ダイナミックな演奏をされて、本当にビックリしました。音色の美しさも、超一級です。サティーのジムノペティーの演奏を初めて聴いたとき、ピアノ伴奏で弾いているのかと、また、ハープで弾いているような澄んだ音色と、ホントに一人で弾いているの?っというテクニックに圧倒されました。
もちろん、一番聴くのは、プレイバッハのCDで、中でもシャコンヌは一番の参考曲ですね。
それにしても、CDリュミエールのジャケットの写真の美しいこと!
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演奏会にも、行ってみたいなあ。

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